日本管財の優待情報をお伝えします。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月、9月の年2回です。
株主優待の内容
株主優待は、ギフトカタログになります。
3月、9月内容
保有株数 | 保有期間 | 優待内容 |
---|---|---|
100株~ | 3年未満 | ギフトカタログより1点:2,000円相当 |
3年以上 | ギフトカタログより1点:3,000円相当 |
利回り
株価2.770円(2021年12月10日終値時点)で計算しています。
100株保有の場合、3年継続保有で総合利回りが4%以上となり、高配当銘柄といえます。
保有株数 | 3年未満 | 3年以上 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
配当 | 優待 | 総合 | 配当 | 優待 | 総合 | |
100株~ | 1.95% | 1.44% | 3.39% | 1.95% | 2.17% | 4.12% |
カタログギフトの内容
以下、2021年3月期におけるカタログギフトの内容です。総菜&食材、麺類&人気調味料、スイーツ&ドリンク、テーブル&キッチンウェア、バラエティグッズと、ラインナップが豊富で選びやすいかと思います。
今回は、「万葉庵 和菓子詰合せ」を頼んでみました。
会社の事業内容
現在は、建物総合管理事業、保安警備事業、環境施設管理事業、プロパティマネジメント事業、不動産ファンドマネジメント事業、経営コンサルティング事業、マンション管理事業、人材派遣事業、その他の事業などがある。
(引用:strainer.jp)
以下の事業から構成されております。事業の主軸として、建物管理を行っております。
- 建物管理運営事業
- ビルメンテナンス・プロパティマネジメント (構成比率:46.8%)
- 警備業務 (構成比率:22.3%)
- 住宅管理運営事業
- マンション管理 (構成比率:16.5%)
- 環境施設管理事業
- 環境施設管理 (構成比率:11.2%)
- 不動産ファンドマネジメント事業
- アセットマネジメント (構成比率:2.1%)
- その他の事業
- その他事業 (構成比率:1.2%)
企業業績
2007年以降の業績を見てみると、売上高は年々増加傾向にあります。経常利益率は直近で5~9%程で推移しており、経常利益は安定しています。2011年には、経常利益率が底を打ち、改善傾向にあると考えられます。また、自己資本比率は60~70%程で推移しており、財務健全性は高いといえるでしょう。
配当性向を見てみると、2017年以降、40%を超えている期がありますが、基本36%前後で推移しているように思われます。これに優待(カタログギフト)を加えると、1株あたりの優待を40円の場合、2021年期で65%程となり、3年以上の長期保有になると、、79%程となります。今後も業績拡大により、1株利益が増加していくとなると、増配余地はあると考えられます。
21年決算時は、コロナの影響もあり、売上が2%減となりましたが、1株利益は増加していることから、影響は少ないといえるでしょう。
キャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは毎期プラスであり、フリーキャッシュフローも直近8年間プラス(直近15年間では14回プラス)となっていることから、長期的に見て安定していると思われます。現金等は2012年期頃から増加傾向で、潤沢なキャッシュがあります。今後の買収のための資金になるのでしょうか。
まとめ
最後にまとめです。
- 安定した事業内容。
- 3年以上長期保有することで、全体利回りが4%を超え、高配当銘柄。
- ほぼ毎期増配しており、魅力的。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
投資活動の勧誘や特定銘柄への投資推奨を目的としたものではありません。また、情報に基づいて生じる一切の損害について責任は負担致しません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いいたします。