ヨンキュウの優待情報をお伝えします。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月、9月の年2回です。
株主優待の内容
株主優待は、自社子会社商品(うなぎの蒲焼)になります。
3月、9月内容
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
100株~ | うなぎの蒲焼:3,000円相当 |
500株~ | うなぎの蒲焼:6,000円相当 |
利回り
株価2,215円(2021年12月30日終値時点)、配当20円で計算しています。
100株保有の場合、保有期間に関わらず、3.61%の利回りです。500株の場合、100株と比較して利回りが1.5%程下がります。私は、長期保有のスタンスを続けていく予定です。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
100株~ | 0.90% | 2.71% | 3.61% |
500株~ | 0.90% | 1.08% | 1.99% |
会社の事業内容
養殖漁業に特化した経営方針で「捕る漁業」から「育てる漁業」へのシフトに寄与し養殖魚の仕入れ・販売・加工事業、人工孵化事業へと業務内容の拡大を図っている。グループ会社には漁業の販売の株式会社海昇、物流の四急運輸株式会、うなぎ養殖やマグロの養殖の会社などがある。
(引用:strainer.jp)
鮮魚の販売事業、餌料・飼料の販売事業、その他事業を展開しています。
- 鮮魚販売事業
ヨンキュウブランド:
コラーゲンシリーズ「タイ・ブリ・カンパチ」、島の鰤、豊後の本鮪。 - 人工孵化
:鯛の人工孵化。成長が早く病気に強い稚魚の育成・開発。 - マグロ養殖
:豊後の本鮪 - うなぎ養殖
- 鮮魚小売:飲食店
- 餌料・飼料販売事業
- 生餌
:新鮮なイワシ・サバなどを急速冷凍した生餌 - 配合飼料
:お茶の粉末を入れた飼料(飼料メーカと共同開発)。 - モイストペレット
:生餌・配合飼料を混合した固形飼料。
- その他
- 一般貨物運送事業
企業業績
株価 | 2,215円 |
EPS | 106.5円 |
PER | 20.80倍 |
PBS | 2585.82円 |
PBR | 0.86倍 |
株主資本比率 | 76.3% |
業績を見てみると、売上高は横ばい状態にあり、拡大は厳しいように思われます。一方、経常利益は2009年にマイナスとなりましたが、そこを底に反転し、上昇傾向にあります。それに伴い、経常利益率も6%前後で改善傾向にあると思われます。株主資本比率は、70%半ばと、財務健全性は高めで安定していると思います。ただ、PERは20倍と高めですが、PBRは0.86倍と低いため、妥当なのかなと考えています。
配当金額を見ると、2013~2019年は、8円と安定しており、配当性向は10~20%で推移しております。優待新設後の2020年期から、配当性向は20%台に乗っており、20%は堅いのではないでしょうか。そのため、業績推移によって増配余地があると思っています。また、配当・優待性向は、2022年期から優待が年2回になったことから、70%程となっています。
キャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは15年間で3回マイナスになっていますが、直近6年間はプラスになっています。フリーキャッシュフローは2007~2010年はマイナスでしたが、直近では50%以上でプラスになっています。これは少し不安要素でしょうか。しかしながら、現金等は2007~2016年は横ばいでしたが、それ以降、徐々に増加しており、こちらは良いと思います。
まとめ
最後にまとめです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
投資活動の勧誘や特定銘柄への投資推奨を目的としたものではありません。また、情報に基づいて生じる一切の損害について責任は負担致しません。 最終的な投資判断は、ご自身でお願いいたします。