もんしゃ(@kabushi_lover)です。
学究社の優待情報を紹介します。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月の年1回です。
株主優待の内容
株主優待は、「クオカード」になります。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
クオカード | |
100株~ | 1,000円相当 |
利回り
株価1,576円(2022年7月1日終値時点)、今期配当予想の80円で計算しています。
100株保有で総合利回りは5.71%となっています。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
100株~ | 5.08% | 0.63% | 5.71% |
会社の事業内容
学究社グループは、当社と子会社 7社、関連会社 2社、関係会社 1社により構成されています。以下事業を展開しています。(「2022年3月期 有価証券報告書」より)
- 教育事業
- 「ena」
- 「個別ena」
- 「ena最高水準」
- 「ena新セミ」
- 「ena新美」
- など...
- 不動産事業
- 住居用・事務所用不動産等の不動産賃貸事業
- その他事業
- 受験・教育情報の配信サービス
企業業績
株価 | 1,576円 |
時価総額 | 173億円 |
EPS | 144.05円 |
PER | 10.94倍 |
BPS | 450.01円 |
PBR | 3.50倍 |
株主資本比率 | 49.9% |
業績において、売上高は、右肩上がりで10期連続増収、3期連続増益を達成しています。経常利益率は、改善傾向にあり、20%目前で推移しています。今期は、増収増益になる見通しです。
配当性向は、2021年3月期以前は60~70%程で推移していました。2022年3月期には54.5%、今期は54.2%と、60%以下に低下しています。しかしながら、業績拡大と増配傾向にあることから、今後増配余地はややありと考えられます。
直近16年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは16年間全てプラスになっています。また、フリーキャッシュフローは12年間プラス(マイナスは2008年、2011年、2019年、2020年の4年間)となっています。マイナスがあるものの16年間のフリーキャッシュフローの平均は400百万円弱プラスになっていることから、良好なビジネスモデルと思われます。
有利子負債は2019年3月期以降拡大しており、2022年3月期には2,400百万円程となりました。一方、現金等は2022年2月期には2,000百万円程に増加していますが、有利子負債の額より少ないことから、リスクはややありだと思われます。
株主還元
配当政策
特に配当性向の目標指標を掲げておらず、配当においては、不透明感があるように思われます。しかし、直近10年間において、EPSが20%~30%減となった期もありましたが、減配は行われていないので、安定した配当を株主還元していることが分かります。
利益還元を経営上の重要課題としており、収益力向上のための内部留保による企業体質を図りながら、業績に応じた成果の配分を基本方針としている。
※「2023年3月期-2025年3月期 中期経営計画」より
評価
総合 :
業績 :
財務 :
EPS :
増配 :
株主還元 :
まとめ
最後にまとめです。
- 業績拡大傾向(10期連続増収、3期連続増益)
- 100株保有時に総合利回り5%後半と高利回り
- 現金等より有利子負債が多く、ややリスクあり?
- 増配傾向(配当性向55%前後)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
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