もんしゃ(@kabushi_lover)です。
ギフトホールディングスの優待情報をご紹介します。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、4月・10月の年2回です。
株主優待の内容
株主優待は、「電子ギフト」になります。電子ギフトは、店舗だけではなく、ラーメン豚山オンラインショップ(1枚で1,000円オフ)でも利用可能となっています。
店舗が近くにない株主も優待が使えるので、魅力がありますね。またオンラインも店舗並み同等の強気の価格設定で、レビューも良いみたいです。
保有株数 | 優待内容 | 電子チケット | |
---|---|---|---|
保有期間 | 1年未満 | 1年以上 | |
100株~ | 2枚 | 3枚 | |
200株~ | 3枚 | 4枚 | |
300株~ | 4枚 | 5枚 | |
500株~ | 5枚 | 6枚 |
株主優待の内容拡充
2022年7月14日に長期優待制度を導入しており、1年以上継続して100株以上保有することで、電子チケット1枚追加となりました。
自社商品のクオリティを株主が体感できるとともに、長期保有による安定的な株価支えとなって好感を持てますね。
利回り
株価2,884円(2022年8月19日終値時点)、今期配当予想の25円で計算しています。また、電子チケット1枚750円として計算しています。
総合利回りは100株で1.91%~2.43%となっています。
保有株数 | 配当 | 1年未満 | 1年以上 | ||
---|---|---|---|---|---|
優待 | 総合 | 優待 | 総合 | ||
100株~ | 0.87% | 1.04% | 1.91% | 1.56% | 2.43% |
200株~ | 0.87% | 0.78% | 1.65% | 1.04% | 1.91% |
300株~ | 0.87% | 0.69% | 1.56% | 0.87% | 1.73% |
500株~ | 0.87% | 0.52% | 1.37% | 0.62% | 1.49% |
会社の事業内容
当社(ギフト)グループは、当社と子会社 9社により構成されています。横浜家系ラーメンを主体とした直営店の運営や食材提供、運営ノウハウ供与等を展開しています。21年10月期時点で、直営店事業は前期比+28店舗の150店舗(国内137・海外3・業務委託10)、プロデュース事業は前期比+86店舗の468店舗(国内455・海外13)となっています。(「2021年10月期 有価証券報告書」より)
- 直営店事業部門
- 横浜家系ラーメンを主体とした直営店の運営
- プロデュース事業部門
- プロデュース店への食材提供
- 運営ノウハウ供与等
主なブランド
- 国内
- 横浜家系ラーメン 町田商店
- ラーメン豚山
- 赤みそ家
- ばってんラーメン、がっとん
- ラーメン四天王
- 長岡食堂
- 元祖油堂
- 海外(アメリカ)
- E.A.K. RAMEN
企業業績
株価 | 2,884円 |
時価総額 | 287億円 |
EPS | 128.59円 |
PER | 22.43倍 |
BPS | 413.55円 |
PBR | 6.97倍 |
株主資本比率 | 49.7% |
業績において、売上高は右肩上がりとなっており、順調な伸びです。経常利益率も2020年10月期を除き、10%~12%前後で推移しており、順調です。今期予想は、6期連続増収、2期連続最高益を達成する見通しとなっています。株主資本比率は53.2%とやや高めとなっています。
配当性向は、直近4期(2018年~2021年)において、20%~30%程で推移しています。なお、2020年10月期は1株純利益の大幅減少により、88%程になっています。しかし、業績の回復および最高益達成により、配当性向は20%程の推移となっています。業績が拡大傾向にあることや優待拡充等していることから、今後も株主還元策に注目していきたいところです。
直近6年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは6期全てプラスになっています。しかし、それに伴い、投資キャッシュフローが増加しており、フリーキャッシュフローもマイナスになっています。2021年10月期はフリーキャッシュフローがプラスに転換しています。これは、補助金の収入が増加したことにより改善されています。
2021年10月期には有利子負債は1,800百万円程、現金等は1,900百万円弱とほぼ同額になっています。これは、店舗拡大による投資フェーズによるものであり、この数値による判断はし難いです。
中期経営計画
業績目標
2021年10月期の決算説明資料として、2024年10月期の業績目標を掲げていました。2021年10月期の業績と比較して、売上高は1.85倍、営業利益は1.47倍の目標数値となっています。
目標KPI
さらに、2021年10月期の決算説明資料にて、2022年10月期~2024年10月期の目標KPIを掲げています。どの値も高成長といえるものを掲げており、期待していところです。
配当政策
四季報の配当性向予想として、20%弱の見通しとなっています。目標配当性向を20%以上としていることから、予想通りの進捗以上であれば、増配期待が持てるかもしれません。
株主還元策として、配当性向 20%以上を目標に掲げている。
※「2021年10月期 決算説明資料」より
評価
総合 :
業績 :
財務 :
EPS :
増配 :
株主還元 :
まとめ
最後にまとめです。
- 6期連続増収、2期連続最高益
- 有利子負債増加しているが、業績拡大基調
- 配当性向 20%以上目標
- 中期経営計画策定による事業戦略あり
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
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