もんしゃ(@kabushi_lover)です。
ハピネットの優待情報をお伝えします。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月の年1回です。
株主優待の内容
株主優待は、「株主優待カタログ(オリジナル玩具・ゲーム・DVD・ブルーレイ等)」及び「こども商品券」になります。
こども商品券は、500株以上保有時にもらえます。
保有株数 | 優待内容 | |
---|---|---|
株主優待カタログ | こども商品券 | |
100株~ | 1品 | - |
500株~ | 2品 | 2,000円相当 |
1,000株~ | 3品 | 5,000円相当 |
利回り
株価1,549円(2022年6月14日終値時点)、今期配当予想の50円で計算しています。
100株~1,000株保有で総合利回りは3.20~3.52%となっています。なお、総合利回りにおける株主優待は、流動性の高いこども商品券のみ計算しています。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
100株~ | 3.20% | 0.00% | 3.20% |
500株~ | 3.20% | 0.26% | 3.46% |
1,000株~ | 3.20% | 0.32% | 3.52% |
会社の事業内容
ハピネットグループは、子会社6社、関連会社1社及び関係会社1社により構成されています。以下主要事業として、4つがあります。
企業業績
株価 | 1,562円 |
時価総額 | 37,570百万円 |
EPS | 150.08円 |
PER | 10.41倍 |
BPS | 1,943.80円 |
PBR | 0.80倍 |
株主資本比率 | 50.1% |
業績において、2022年3月期は24期ぶりの最高益を達成しています。直近16年間を見ると、売上高は上昇傾向にあります。一方、経常利益率は、1~2.5%の間で推移しており、2022年3月期は2.1%となりました。株主資本比率は、50.1%と財務健全性はやや高いといえます。
配当性向は、2019年以降2020年の89.8%を例外とすると、40%程で推移しています。なお、今期予想は配当額50円の配当性向33.3%見通しとなっています。2013年以降、10年間減配していない事を踏まえると、業績が悪化しない限り、減配はないのではないかと考えています。逆説的にいうと、保守的な数字だと思われます。
直近16年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは13年間プラス(2013年、2020年はマイナス)になっています。フリーキャッシュフローは12年プラス(2007年、2013年、2016年、2020年はマイナス)になっており、やや良好なビジネスモデルと思われます。
一方、有利子負債は2013年以降多い時で330百万円程と少なく、2022年期には0百万と、無借金経営となっています。さらに、現金等は約23,300百万円と増加傾向にあり、キャッシュリッチです。
株主還元
配当政策
2023年3月期は、配当金額を50円(配当性向33%)としていますが、配当政策の目標としている配当性向40%を満たしていないことから、安定的な配当額50円としているかと思われます。増額する場合は、期末配当に対して増配していくと思われます。
安定的な配当額として、年間配当額50円を維持するとともに、連結配当性向を40%を目標に掲げています。なお、期末配当金について、利益配分に基づく基本方針により、検討していく。(「2022年3月期 中期経営計画説明会」資料より)
まとめ
最後にまとめです。
- 24期ぶりの最高益達成
- 現金等が増加傾向にあり、キャッシュリッチ
- 2023年の配当は減配予想となっているが、保守的?
- 配当性向目標は40%となっているが、2023年は33%予想
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
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