Kabushi@もんしゃの20代株主優待ブログ

本ブログでは、保有している銘柄の株主優待について紹介していきます。

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大石産業 株主優待到着!

大石産業 株主優待

 

もんしゃ

もんしゃ(@kabushi_lover)です。
大石産業の優待情報をお伝えします。

目次

株主優待について

権利確定月

 権利確定月は、3月の年1回です。

株主優待の内容

 株主優待は、クオカードになります。

保有株数 優待内容
100株~ クオカード:1,000円相当
1,000株~ クオカード:3,000円相当

利回り

 株価1,748円(2022年6月10日終値時点)、配当60円で計算しています。100株または1,000株保有で3.60%~4.00%の総合利回りです。

保有株数 配当 優待 総合
100株~ 3.43% 0.57% 4.00%
1,000株~ 3.43% 0.17% 3.60%

会社の事業内容

 大石産業グループは、以下を主な事業から構成されています。なお、子会社は4社(国内2社、マレーシア2社)、持分法非適用関連会社は1社です(2021年3月期有価証券報告書)。


  • 緩衝機能材事業:
     パルプモウルド・段ボール・成型製品等、主に緩衝機能のある
     製品等の製造販売
  • 包装機能材事業:
     フィルム・重包装袋等、主に包装機能のある製品等の製造販売
  • その他
    • 情報関連事業
    • デザイン関連事業
    • 不動産賃貸事業

企業業績

株価 1,748円
時価総額 8,153百万円
EPS 296.05円
PER 5.90倍
BPS 4,063.05円
PBR 0.43倍
株主資本比率 64.8%

 業績において、直近16年間を見ると、売上高は横ばい状態にありますが、2022年3月期は最高売上高となっています。経常利益率は、6~8%程で推移しています。今期の業績は、増収増益となる見通しです。また、株主資本比率は、64.8%と財務健全性は割と高めといえます。

大石産業 業績推移

 

 配当性向は、直近3年間で25%前後で推移しています。今期の配当は60円、配当性向は20.3%予想なっています。

もんしゃ

 貴社は配当実施方針として、連結純資産配当率(DOE)1.5%以上を目安にしています。しかしながら、2013年期以降、配当金は減配していないことを踏まえると、保守的な予想としている可能性もあると考えています。

大石産業 配当・優待性向推移

 

 2007年3月期以降のキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは全てプラスとなっています。また、フリーキャッシュフローは2008年期、2015年期の2期マイナスとなっています。全体的に見ると、影響は少ないと考えられます。
 現金等は増加傾向にあり、2022年期には2007年期の5倍の額となっています。有利子負債は、2022年期時点で1,050百万円程となっており、現金等の7,600百万円より少なく、キャッシュリッチな企業といえるでしょう。

大石産業 CF推移

純有利子負債

 次に、純有利子負債を見てみました。直近10年間の純有利子負債の増減平均は、約-430百万円程なります。逆説的にいうと、現預金等が430百万円程毎年増えている計算になります。
 2022年3月期時点で、純有利子負債は6,700百万円程、時価総額は8,150百万円程(2022年6月10日終値時点)です。差は1,400百万円程あります。しかし、年430百万円程の純有利子負債が減少しているとすると、5年間で時価総額を上回ることとなり、割安水準と言えるのではないでしょうか。
 さらに、利益剰余金も15,800百万円程あり、PBRも0.4倍台となっていることも割安水準として挙げられます。

大石産業 純有利子負債の推移

 

もんしゃ

 純有利子負債とは、有利子負債および有利子負債同等物から現預金等を差し引いたものです。この指標により、財務状況の安全性を図ることができます。

 

 

まとめ

最後にまとめです。

  • 安定した業績とビジネスモデル
  • PBRが0.4倍台と割安水準
  • 純有利子負債が時価総額に迫っており、5年間で上回る可能性もありそう
  • 1,000株保有で総合利回り3%後半

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

※注意事項
投資活動の勧誘や特定銘柄への投資推奨を目的としたものではありません。また、情報に基づいて生じる一切の損害について責任は負担致しません。 最終的な投資判断は、ご自身でお願いいたします。