もんしゃ(@kabushi_lover)です。
田辺工業の優待情報を紹介します。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月・9月の年2回です。
株主優待の内容
株主優待は、「クオカード」になります。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
クオカード | |
100株~ | 500円相当 |
利回り
株価888円(2022年7月13日終値時点)、今期配当予想の33円で計算しています。
総合利回りは100株で4.84%となっています。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
100株~ | 3.72% | 1.13% | 4.84% |
会社の事業内容
田辺工業グループは、当社と連結子会社 4社により構成されています。以下2つの主要事業セグメントを展開しています。(「2022年3月期 有価証券報告書」より)
- 設備工事事業(売上高比率:97.1%)
- 産業プラント設備工事(売上高比率:48.4%)
- 設備保全工事(売上高比率:21.7%)
- 電気計装工事(売上高比率:18.5%)
- 送電工事(売上高比率:5.1%)
- 管工事(売上高比率:3.4%)
- 表面処理事業(売上高比率:2.5%)
- その他(売上高比率:0.3%)
- タイ国で事業展開
企業業績
株価 | 888円 |
時価総額 | 95億円 |
EPS | 158.86円 |
PER | 5.59倍 |
BPS | 1,809.92円 |
PBR | 0.49倍 |
株主資本比率 | 55.2% |
業績において、売上高は2011年3月期以降右肩上がりとなっており、順調な伸びです。それに伴い、経常利益率は改善傾向にあり、2022年3月期には7%前後で推移していました。また、今期予想は、5期連続増収減益の見通しとなっています。株主資本比率は55.2%とやや高めとなっています。
配当性向は、直近5期(2018年~2022年)において、20%程で推移しています。配当額は2013年以降減配はなく、徐々に増額を行われています。今後も段階的に増配されるかに注目していきたいです。
直近16年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは15年間プラス(マイナスは2012年の1期のみ)になっています。また、フリーキャッシュフローは10年間プラス(マイナスは2010年、2012年、2014年、2015年、2018年、2020年の6期)となっています。
なお、2012年期の営業キャッシュフローは、売上債権、未成工事支出金の支出が多いといった印象もあり、マイナスとなっています。フリーキャッシュフローのマイナス部においては、投資キャッシュフローにおける有形固定資産の取得による支出が増加している傾向があると思われます。
2022年3月期には有利子負債は2,200百万円弱、現金等は5,100百万円程になっており、現金等が負債より多く、キャッシュリッチな企業といえます。
株主還元
配当政策
配当性向を現段階で20%としているが、将来的に30%に引き上げるといったことから、配当額に上昇余地があると考えられます。
利益還元について、株主還元の安定的拡大を目指し、配当性向の目安を当面20%程度、将来的には30%の水準を目指していく。
※「2022年3月期 有価証券報告書」より
評価
総合 :
業績 :
財務 :
EPS :
増配 :
株主還元 :
まとめ
最後にまとめです。
- 5期連続増収減益と途切れながら利益拡大
- 現金等が有利子負債より多くキャッシュリッチ
- PBRが0.5倍程と割安水準
- 配当性向は当面20%であるが、将来目標30%と、増配余地あり
- 総合利回り4%後半と高配当利回り
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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