もんしゃ(@kabushi_lover)です。
トリドールの優待情報を紹介します。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月・9月の年2回です。
株主優待の内容
株主優待は、「優待券」になります。
保有株数 | 優待内容 | 優待券(100円) | |
---|---|---|---|
保有期間 | 1年未満 | 1年以上 | |
100株~ | 30枚(3,000円相当) | - | |
200株~ | 40枚(4,000円相当) | 30枚(3,000円相当)追加 | |
1,000株~ | 100枚(10,000円相当) | 30枚(3,000円相当)追加 | |
2,000株~ | 150枚(15,000円相当) | 30枚(3,000円相当)追加 |
利回り
株価2,360円(2022年7月3日終値時点)、今期配当予想の7.5円で計算しています。
100株保有で総合利回りは2.86%となっています。なお、1年継続保有する場合は、200株の総合利回り3.28%と、最も高い利回りになります。
保有株数 | 配当 | 1年未満 | 1年以上 | ||
---|---|---|---|---|---|
優待 | 総合 | 優待 | 総合 | ||
100株~ | 0.32% | 2.54% | 2.86% | - | - |
200株~ | 0.32% | 1.69% | 2.01% | 2.97% | 3.28% |
1,000株~ | 0.32% | 0.85% | 1.17% | 1.10% | 1.42% |
2,000株~ | 0.32% | 0.64% | 0.95% | 0.76% | 1.08% |
会社の事業内容
トリドールグループは、当社と連結子会社 54社、共同支配企業および関連会社 29社により構成されています。また、直営店およびフランチャイズ等により以下外食事業を展開しています。(「2022年3月期 有価証券報告書」より)
企業業績
株価 | 2,360円 |
時価総額 | 2,070億円 |
EPS | 10.55円 |
PER | 223.70倍 |
BPS | 714.46円 |
PBR | 3.30倍 |
株主資本比率 | 25.8% |
業績において、売上高は、右肩上がりとなっています。2022年3月期には2020年3月期の売上高は更新していませんが、過去最高益を達成しています。経常利益率は、9%となっていますが、今期は改悪する見通しとなっています。株主資本比率は25.8%と低めとなっています。
配当性向は、2013年~2020年3月期は20~30%程で推移していました。2021年3月期は赤字転落したため、配当性向は出ておりません。利益が安定していないため、それに伴い配当額が安定していません。
直近16年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは16年間全てプラスになっています。また、フリーキャッシュフローは7年間プラス(マイナスは2007年~2011年、2013年、2014年、2018年、2019年の9年間)となっています。投資キャッシュフローがかさみフリーキャッシュフローがマイナスになっている期がありますが、事業拡大のための、固定資産の取得または子会社株式の取得によるものです。そのため、リスクはありますが、事業拡大には必要となってくる事ですので、仕方ないことだといえます。
有利子負債は2018年3月期以降、子会社株式の取得に伴い拡大しており、2022年3月期には150,000百万円弱となりました。一方、現金等は2022年2月期には53,000百万円程に増加していますが、有利子負債の額より少なく、リスクはあると思われます。
株主還元
配当政策
配当性向20%以上を目標にしていますが、調整後配当性向2%下限の条件があるため、計算がしずらいと思われます。しかしながら、株主優待について、2018年11月、2019年8月に優待拡大を行っており、優待側から還元を行っているため、よろしいかと考えております。
株主優待制度は継続していく。原則配当性向20%以上を目標としており、安定的で継続的な配当を実施するために、調整後配当性向2%を下限としている。
※「2022年3月期決算および中長期経営計画 説明会資料」より
評価
総合 :
業績 :
財務 :
EPS :
増配 :
株主還元 :
まとめ
最後にまとめです。
- 業績拡大に向けた投資継続中
- 株主資本比率が低く、有利子負債が多いため財務リスクあり
- 株主優待による株主還元を行っている
- 自社株取得や株式分割による流動性面での還元に期待したい
- リスクが低い銘柄との保有による分散がおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
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