もんしゃ(@kabushi_lover)です。
JSPの優待情報を紹介します。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、3月の年1回です。
株主優待の内容
株主優待は、「クオカード」になります。
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
クオカード | |
100株~ | 3,000円相当 |
利回り
株価1,425円(2022年7月12日終値時点)、今期配当予想の50円で計算しています。
総合利回りは100株で5.61%となっています。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
100株~ | 3.51% | 2.11% | 5.61% |
会社の事業内容
JSPグループは、当社と子会社 37社(国内11、海外26)および親会社 1社により構成されています。以下2つの主要事業セグメントを展開しています。(「2022年3月期 有価証券報告書」より)
- ビーズ事業(売上高比率:60.0%)
- PBビーズ(機器部品・電子部品等のクッション材)
- スチロダイア(緩衝材、断熱材、土木資材等)
- 押出事業(売上高比率:34.2%)
- スチレンペーパー(食品容器・工業部品用トレー)
- ミラボード(折箱用 食品容器・広告宣伝用ボード)
- ミラマット(シート用緩衝材)
- キャプロン(気泡緩衝シート)
- ミラフォーム(建築用断熱材)
- ミラプランク(様々な用途利用可な緩衝材)
- その他(売上高比率:5.7%)
- 当社製品
- 一般包装資材
- 以下の製造販売を行っています。
- 以下の製造販売を行っています。
- 以下の仕入販売等
企業業績
株価 | 1,425円 |
時価総額 | 448億円 |
EPS | 104.00円 |
PER | 13.70倍 |
BPS | 2,884.93円 |
PBR | 0.49倍 |
株主資本比率 | 63.9% |
業績において、売上高は2014年~2022年3月期の間、横ばい状態となっています。経常利益率は、前年期と比べ、4%と改悪しています。今期予想は、増収減益の見通しとなっており、利益率は3%台に割り込む予想となっています。株主資本比率は63.9%とやや高めとなっています。
今期は、原材料価格の高騰や物流コストの上昇の影響により、減益や利益率の改悪となりそうです。
配当性向は、2021~2022年3月期において、50%程で推移しています。配当額は2017年以降変動はありませんが、2022年3月期には利益が半減により、20%から50%となっています。今後は、利益が増益に反転するかに注目していきたいと思います。
直近16年間におけるキャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは16年間全てプラスになっています。また、フリーキャッシュフローは10年間プラス(マイナスは2007年、2008年、2012年、2014年、2019年、2020年の6期間)となっています。なお、フリーキャッシュフローは16年間平均と直近5年間平均ともにプラスとなっていますが、直近5年間は500百万円減の1,300百万円となっています。さらに、投資キャッシュフローは直近5年平均の方が拡大しております。
2022年3月期には有利子負債は20,700百万円程、現金等は10,500百万円程になっており、現金等より負債が多く、リスクがあるといえます。
株主還元
配当政策
目標配当性向の指数を掲げていませんが、2013年以降、増益を含めた安定した配当を出しています。しかしながら、利益およびEPSの減少により、配当性向が高まっているので、減配しないか、配当性向が低くなるかに注目したいところです。
評価
総合 :
業績 :
財務 :
EPS :
増配 :
株主還元 :
まとめ
最後にまとめです。
- 5期連続でEPS減少
- 有利子負債が現金等より上回っておりややリスクあり?
- PBRが0.5倍程と割安水準
- 総合利回り5%後半と高配当利回り
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※注意事項
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