東邦システムサイエンスの優待情報をお伝えします。
目次
株主優待について
権利確定月
権利確定月は、9月の年1回です。
株主優待の内容
株主優待は、クオカードになります。株主優待を取得するには、複数単元(200株)必要になるので、注意が必要ですね。
9月内容
保有株数 | 優待内容 |
---|---|
200株~ | クオカード:1,000円相当 |
利回り
株価1,042円(2021年12月17日終値時点)、配当30円で計算しています。
200株保有の場合、保有期間に関わらず、3.36%の利回りです。私は、長期保有のスタンスを続けていく予定です。
保有株数 | 配当 | 優待 | 総合 |
---|---|---|---|
200株~ | 2.88% | 0.48% | 3.36% |
会社の事業内容
現在(2021年12月18日時点)は銀行、証券、保険、クレジットなどの金融系情報システムのほか、携帯電話の料金案内システムや料金シミュレーションシステム、放送などでの気象情報やスポーツ情報などのデータ連携システム、その他社内システムの基盤構築や「そんぽくん」「innoRules」などの製品を展開。
(引用:strainer.jp)
金融、情報通信、基盤構築、そんぽくんなどのサービス&ソリューションサービスを開発しています。。
- 金融
- 銀行
:顧客管理DB、営業支援システム、収益管理などのシステム開発 - 証券
:フロントシステムおよびバックオフィスシステムのシステム開発 - 生命保険
:生命基幹システムの開発 - 損害保険
:「保険数理(保険料計算・責任準備金)」や「収納」の強みを持ったシステム開発 - クレジット、リース
:入会審査から延滞債権督促までの業務システム構築 - 情報通信
- 携帯電話
:料金案内システム、料金シミュレーションシステム - 放送
:気象情報、交通情報や各種スポーツ関連の情報などのデータ連携システム - 基盤構築
:大手通信・銀行・新聞社の社内システム基盤の設計・構築 - そんぽくん
:新規保険料および異動保険料試算機能、販売型設計・登録機能などの機能
企業業績
株価 | 1,042円 |
EPS | 86.7円 |
PER | 12.02倍 |
PBS | 648.13円 |
PBR | 1.61倍 |
株主資本比率 | 66.6% |
業績を見てみると、売上高は上昇傾向にあり良い感じです。一方、経常利益は2011年に大幅減益となりましたが、そこを底に転換しています。DXの追い風もあり、2022年には2016年の過去最高益予想となっています。株主資本比率も、60%後半と、財務健全性は高めで安定していると思います。
配当金額を見ると、増配傾向にあり、株主還元において熱心である企業と思われます。22年における現時点の配当性向は34.6%、(200株保有での)配当・優待性向は40.4%弱となっています。新中期経営計画(2022~2027年度)における株主還元の基本方針として、配当性向を40%程度とすることから、増配の余地があると考えられます。2022年3月期は配当修正されるのではないでしょうか。
キャッシュフローを見てみると、営業キャッシュフローは2011年にマイナスでしたが、それ以降反転し毎期プラスになっています。現金等は毎期増加しており、良好なビジネスモデルとしては良いように考えられます。今後事業拡大のため着実に内部資金確保をしていますね。
長期経営ビジョン2030
2021年12月14日ザラバ中に、長期経営ビジョン2030・中期経営計画を開示していましたので、記載しておきます。
中期経営ビジョンにおいて、2020年から2030年の10年間で、売上高、営業利益を2倍以上にする計画をしております。つまり、売上高の年平均成長率は7.46%、営業利益は8.85%と成長株とは言い難いですが、着実な成長だと思います。
配当性向目標も30%から40%以上と引き上げていることから、2022年の配当も現在の30円から修正が入るかもしれません。
まとめ
最後にまとめです。
- 平均より高い利回りだが、着実に業績成長。
- 長期経営ビジネスを開示しており、事業戦略が明確。
- 配当性向の変更があり、2022年増配に期待。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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